「ロゼッタストーンの音楽版」と自ら銘打つロサンゼルス発のスタートアップ企業がChromatik(クロマティック)だ。ミュージシャンとしてのバックグラウンドをもつMatt Sandler氏と、エンジニアのJames Wicker氏が共同経営者として名を連ねている。今回は、モバイルデバイスやウェブアプリケーションを通じた音楽教育の革新を目指す同社を紹介。
Chromatikが名前を挙げるロゼッタストーンといえば、NASAやアメリカ国務省を初めとして、世界各地の政府公共機関や教育機関が正式利用する語学習得の為のサービス(と同サービスを提供する会社の名前)だ。CMでご存知の方もおおいかもしれない。
ロゼッタストーンの特徴は例えば、
- 実践の積み重ね(反復)
- 世界に散らばる話者にレッスンを申し込める
- 厳密な発音チェック
- 0から実践の積み重ねをスタート(ex. Codecademy)
- 世界に散らばる奏者にレッスンを申し込める。
- サービス自体による波形チェック or 先生のチェック
▶Chromatikのゴール
Chromatikがその目標に掲げているのは、新たなテクノロジーで可能になった事と、音楽教育のおいしいとこをブレンドすることだという。特に、iPadはそのテスト運用にも用いられ、ジュリアード音楽院やUCLA、USCにおいてプログラムを完了した生徒を輩出している。
Chromatikは、まだサービスを公開していないが、もう2、3ヶ月で公式リリースするとの情報が入ってきている。数ヶ月後には、音楽界のCodecademyやロゼッタストーンとして名前を目にするに違いない。
【リンク】
Chromatik HP
Chromatik on Twitter
ロゼッタストーン・ジャパン
AngelList - "Chromatik"
コメント
コメントを投稿