The Nielsen CompanyとBillboardが伝えたところによると、2011年、アメリカで音楽のデジタルダウンロードセールスが、フィジカル(CDなど物理媒体)のセールスを抜いた。具体的には、2011年の音楽セールスの50.3%をデジタルダウンロードが占めたのだという。
実は、アルバムのセールスが2004年以来、久々に上昇したのも2011年の特徴だ。売り上げを牽引したのは、UK出身のシンガーAdeleである。
また、ジャンル別に売り上げをみると、サウンドトラックが大きく下降しているのに対して、Jazzや、Electronicが伸びている。サウンドトラックは、話題を呼ぶものも少なくないが、例えば目当ての曲のみ単独でダウンロードできるような環境が整っている事は、縮小の要因の一つかもしれない。
当該記事ではその他、大手レーベル別のマーケットシェアや、アルバム売り上げランキングなどを見つける事が出来るので、ちょっとした記事のネタや市場調査の参考になるかもしれない。
⇒The Nielsen Company & Billboard’s 2011 Music Industry Report
【リンク】
The Nielsen Company & Billboard’s 2011 Music Industry Report - Yahoo.com finance
Digital downloads overtake physical music sales in the US for first time - the guardian
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